reportUserClickedの動作の仕組み |
■reportUserClickedの動作の仕組み
reportUserClickedがどのようにユーザーのクリック履歴情報を収集しているかについて解説します。
具体的な利用方法はユーザーガイドを参照して下さい。
ご不明な点があれば、お気軽にサポートまでご連絡下さい。
(1)メールを送信する
ベースメッセージに、(A)のようにURLを記入します。送信時には(B)のように変換され送信が行われます。 cgiに渡すパラメータには、メール受信者一人一人に割り当てられたID、URLのID, メール送信日時、メールの種類が含まれています。(2)URLリストをサーバにアップロードする
また、HTMLメールの開封確認用として、小さな透明な画像ファイルが(C)のように自動的にメールに埋め込まれます。
(A) ベースメッセージの記述 [[reportUserClicked = http://www.yourcompany.com/productA.html , RUC_商品A]] (B) 実際に送信されるメッセージ http://www.zaisoft.com/cgi-bin/j.cgi?12d2f2a88f0f0dd (C) 埋め込まれる画像 http://www.zaisoft.com/rucimage/145fdde0a235d40b.gif
メール送信時に、(1)でベースメッセージに記述したURLのリストがzaisoftのサーバに自動的にアップロードされます。 受信者のメールアドレスやメールの内容は送信されません。(3)メール受信者がメール中のURLをクリックする
メール受信者がメール中のURL((1)で変換されたもの)をクリックすると、 (2)でサーバにアップロードしたURLへジャンプします。その際、クリックした記録がサーバ中のクリック履歴に記録されます。HTMLメールの場合は、画像が自動的にロードされ、メールを開封した時刻がサーバに記録されます。(4)クリック履歴をサーバからダウンロードする
メール配信後、ある程度時間が経ったらサーバからクリック履歴をダウンロードします。ダウンロードしたクリック履歴はアドレス帳と照合することで個人が特定されます。クリック履歴と分析結果がアドレス帳に記録されます。(5) クリック履歴を分析し、アドレス帳に記録する
クリック履歴を分析し、各分野(ベースメッセージに記述した"RUC_"で始まる文字列)毎に、メール受信者の興味の度合いを以下の4段階に評価します。以上の解説にご不明な点があれば、お気軽にサポートまでご連絡下さい。
RUC_項目名 評価 評価基準 4(強い興味) ほぼ毎回クリック この分野を過去2回以上クリック。クリック発生/メール送信回数が0.8以上。 3(新しい興味) 最近クリック 前回、前々回配信したメール中のURLをクリック。 2(興味有り) 過去にクリック 過去に1回以上この分野をクリックしたことがある。 1(興味無し) クリックなし この分野のURLを一度もクリックしていない。 また、ユーザーがクリックしたURLなどから、ユーザーのメールソフトがHTMLメールに対応しているかどうかを推測することが出来ます。 ユーザーのメールソフトがHTMLに非対応の場合は、条件置換テーブルを利用することで、次回以降にはプレーンテキストのみのメールを送信することが可能になります。